
はじめに
皆さんの家にはブロックの壁がありますか?ブロックの壁(ブロック塀)は、敷地の外周に設置したり、隣の家との境界として設置したりと、使用するシーンの多いアイテムです。
しかし、いくら強度のあるコンクリートといえども、撤去すべきタイミングが訪れます。特に問題視すべきは、劣化の進んだブロックの壁や塀です。ときに傾いたり、ボロボロと崩れているものを見たことがあるかもしれません。
そこで今回は、「庭じまい」という観点から、ブロックの壁について解説していこうと思います。
福田造園の簡単な歴史
1964年に創業。石屋からはじまり、名古屋城の石垣や公共の工事を手がける。ハウスメーカーの下請けを経て、「お客様の笑顔や感想を直接いただきたい」という想いのもと、外構・エクステリア屋として独立。外構・エクステリア・お庭工事などに関して、提案、製図、施工管理という全ての工程を自社で行っています。培ってきた造園屋としての知識、エクステリア・外構屋としての知識をいかんなく発揮し、お客様ひとりひとりに合った、より快適な生活を過ごしていただけるよう努めています。

ブロックの劣化原因
一見すると永久に持ちそうなコンクリートのブロック塀が劣化する原因は何でしょうか。
主な理由として、経年劣化によるヒビ割れが挙げられます。このヒビ割れにカビが生えてしまうと、カビがコンクリートを溶かしてしまい、倒壊の原因になります。
また、内部の鉄筋が経年劣化することで、ブロック塀自体が傾く場合もあります。
劣化しない安全な塀とは?
では、劣化しない安全な塀の作り方はあるのでしょうか?
ブロックで塀を作りたくないが、どうしても塀が欲しい……そういったときにオススメできるのが、「スマートFウォール」です。
スマートFウォールは、重量がコンクリートブロックの約1/50という超軽量素材でできています。乾式工法という施工方法で作るため、耐震性に優れているだけでなく、施工も簡単です。
施工後に塗装を行ったり、タイルや石材を貼ったりすることも可能(制限重量内)。デザイン性にも富んだ、安全な塀をぜひご検討ください。
ブロックの交換前に確認すべきこと
いざブロック塀を撤去しようとなっても、撤去には処分費用が発生します。そんなときには、お住まいの地域で補助金が出ているかどうかを確認するとよいでしょう。
例えば、弊社のある豊田市では「ブロック塀等撤去奨励補助事業」という制度があります。この制度では、決められた条件を満たす場合に上限20万円までの補助金が支給され、撤去するブロック塀が通学路に面する場合は上限なし、と取り決めがされています。
こういった補助金制度を利用できる場合がありますので、一度お住まいの地域の補助金制度について調べてみると、撤去に踏み切るハードルが低くなるかもしれません。
おわりに
ブロック塀は目隠しとして便利ですが、経年劣化のある製品です。
古くなってしまった塀の安全性に不安がある場合、早くに対応することで、事故を未然に防ぐことができます。
撤去の相談はお近くの工務店などにぜひご相談ください。
愛知県の対応エリア内では、福田造園がお力になれるかもしれません!
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。