はじめに
みなさんは「庭じまい」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
耳にしたことのある方は、もしかしたら「終活」という言葉とあわせて聞いたかもしれません。
では、「庭じまい」はどのような内容なのでしょうか?
施工事例などもあわせて紹介いたします。
福田造園の簡単な歴史
1964年に創業。石屋からはじまり、名古屋城の石垣や公共の工事を手がける。ハウスメーカーの下請けを経て、「お客様の笑顔や感想を直接いただきたい」という想いのもと、外構・エクステリア屋として独立。外構・エクステリア・お庭工事などに関して、提案、製図、施工管理という全ての工程を自社で行っています。培ってきた造園屋としての知識、エクステリア・外構屋としての知識をいかんなく発揮し、お客様ひとりひとりに合った、より快適な生活を過ごしていただけるよう努めています。
「庭じまい」とは
「庭じまい」とは、庭をローメンテナンスにして使い勝手を向上させることです。
面倒なメンテナンスを省き、管理しやすい空間にするという意味で、「終活」という言葉ともあわせて使用されます。
お庭を使いやすくするためには、さまざまな方法があります。
メンテナンスを少なくする方法
メンテナンスの少ないお庭にするには、不要な庭木や庭石を取り除くことが重要です。
庭木の処理
庭木の処理方法としては、次のようなものがあります。
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伐採
庭木を根本の付近で切る方法。切り株が残る。
抜根
庭木を根から取り除く方法。根まで掘り返すため、大掛かりな作業となる。
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お庭をどうしたいかによって、最適な処理方法が変化します。
庭石の処理
庭石の処理は、ほとんどの場合で重機を使用します。
石の大きさによっては粉砕を行う必要があるため、大掛かりな作業です。
また、処分費用も高額な傾向があるため、数が多すぎなければ移動して残しておくという方もいらっしゃいます。
「庭じまい」の値段
では、「庭じまい」にかかる費用はどのくらいを目安にしたらよいのでしょうか?
おおよその金額でいうと、庭木は4,500円〜/1本、庭石は15万円〜が目安です。
ですが、金額を出すには、実際の環境を見てみないと不可能です。
庭木に関しては、樹高や幹の大きさ、作業する庭の状態によって金額が変化します。重機が入れるか・入れないかでも差が出たりと、意外と確認すべき点は多いです。
庭石も同様で、重機が入れるか・入れないかに加え、石がどれくらいの大きさで、どのくらいの数があるのかなども確認します。
そして、「撤去した後に何をするか」でも金額が変動します。
庭じまいをお考えの方は、撤去後にお庭をどうしたいか、どう使うかも考えて検討するとよいでしょう。
おわりに
「庭じまい」には様々な方法があります。撤去するべきものとしないものを見極めて、快適でお気に入りの空間づくりをしましょう。
しかし、自分だけでは決めきれないときもあります。そういった時は、わたしたちのような造園業者にぜひご相談ください。