はじめに
近年おしゃれで特徴的なサンルームを、多く見かけるようになりました。
サンルームは日の当たる空間を作ることができ、のんびりゆったりくつろげるため、取り付けを検討する方が増えています。
そこで、この記事ではおしゃれなサンルームを作る際に把握すべきことや事例など、さまざまなポイントを徹底解説します。
サンルームの設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
福田造園の簡単な歴史
1964年に創業。石屋からはじまり、名古屋城の石垣や公共の工事を手がける。ハウスメーカーの下請けを経て、「お客様の笑顔や感想を直接いただきたい」という想いのもと、外構・エクステリア屋として独立。外構・エクステリア・お庭工事などに関して、提案、製図、施工管理という全ての工程を自社で行っています。培ってきた造園屋としての知識、エクステリア・外構屋としての知識をいかんなく発揮し、お客様ひとりひとりに合った、より快適な生活を過ごしていただけるよう努めています。
サンルームとは?
それではまず、「サンルームとは?」について解説していきます。
サンルームとは、壁と天井がガラスで覆われた室内空間です。太陽光を取り入れやすい設計となっており、家にいながら自然の光を楽しむことができます。
また、通常の室内とは異なりガラスで囲まれているので、空間を大きく感じさせる効果があります。隣接しているリビングなどの部屋も、サンルーム設置により空間を広く感じることができるでしょう。
サンルームのメリット
現在サンルームが注目されていることには、さまざまな理由があります。
それではさっそく、それぞれのメリットを解説していきます。
直結している部屋の中が明るくなる
サンルームを取り付けることにより、直結している部屋が明るくなります。
その理由は、サンルームの壁と天井がガラスになっているからです。
このガラスの壁と天井の効果により、惜しみなく日光を取り入れることができます。
そのため、部屋の中が明るくなり、開放感が生まれるのです。
サンルームをつける場所や間取りによっては、サンルームから取り入れた光を、室内に広く取り入れることが可能になる場合もあります。
この場合は、家の中がより明るくなるので、さらに快適な環境となるでしょう。
悪天候を気にせず洗濯物干しができる
サンルームは、雨などの悪天候でも快適に洗濯物を干すことができます。
換気扇などを追加で設置することで、洗濯物の乾きを良くすることも可能です。
さらにサンルームは、こうした天候の変化のみでなく、その他のことにも役立つのです。
例えば、花粉や黄砂などの時期によるものを防ぐことができます。
近年では花粉症の人も増えているため、被害防止のために外へ洗濯物を干したくない方もいらっしゃると思います。
こういった場合には、サンルームで干すことで花粉の付着を最小限に抑えることができます。
また、虫が苦手な人には、虫の付着などを防ぐという点で役立ちます。
特に、布団などの寝具は、害虫の防止が難しいです。こういった場合は、サンルームで干すと、特に恩恵を感じられるかもしれません。
外の景色を見ながらくつろぐことができる
サンルームは壁と天井が全面ガラスなので、外の景色を見ながらゆったりとくつろぐことができます。
椅子やテーブル、ラグなどを置き、休日のリラックス空間にしている方もいらっしゃいます。
庭のスペースを有効活用できる
例えば、「家に庭があるけど全然使っていない」「庭を上手に使いたいけど、どうすればいいかわからない」という場合があるのではないでしょうか。
そんな時には、サンルームを設置することで、庭を有効的に使用できるようになります。
使っていないスペースを、部屋の拡張のように仕上げられるうえ、アイデア次第では様々な使い方をしていただくことができます。
植物を快適に育てることができる
サンルームには、多くの光が差し込みます。
その恩恵を受け、室内といえども快適に植物を育てることができます。
特に、寒い真冬でも室温の管理が比較的安易になるため、寒さに弱い植物を育てていらっしゃる方にオススメです。
子どもやペットの遊び場にできる
リビングに隣接してサンルームを設けると、室内のスペースを広く取ることができます。
そのため、子どもやペットの遊び場として活用することも可能になります。
特に、天気に左右されずに遊び場として使用できるため、小さいお子さんや元気いっぱいなペットがいらっしゃる方には嬉しい空間になるでしょう。
サンルームの取付を成功させるために知っておくべきデメリット
サンルームには様々なメリットがありますが、デメリットもあります。
サンルーム設置の際は、デメリットもしっかり把握したうえで、失敗のないようにしましょう。
サンルームの取付を成功させるために知っておきたいポイントを、以下でご紹介します。
雨音が響いてうるさい
サンルームは側面がガラスです。そのため、土砂降りの雨が降る際は、雨音が響きやすくなっています。
屋根はポリカーボネートでできていますが、ボコボコと鈍い音がする場合もあります。
こういった音が気になってしまい、ストレスになるかもしれません。
一方で、普段から大きな音が響くといったわけではありませんので、気にならないという方もいらっしゃいます。
サンルームで雨音が気になるという方は、窓用の防音透明シートを貼ると、雨音を軽減できます。
通行人や隣人の目が気になる
サンルームは屋根も壁もほぼ透明なので、設置する場所によっては通行人や隣人の目が気になる場合があります。
サンルームは部屋の延長として設置する場合がほとんどなので、設置したい部屋が道路側や隣人から見えてしまう範囲にある場合は、目隠しの手段も同時に考えると安心です。
よく利用される手段としては、サンルームの周りにフェンスを設置したり、サンルーム内にカーテンを取り付けるなどの方法があります。
ガラス部分の掃除に手間がかかる
サンルームのガラス部分を綺麗に保ちたいと思っていても、定期的に拭き掃除を行うのは容易なことではありません。
いつも綺麗に保っておきたいけれど、面倒だと感じる方は、清掃業者に依頼するのもオススメです。
雪下ろしが面倒
積雪地帯では、屋根の上に雪が積もる場所が増えることになります。
サンルームは、少しの積雪では降ろさずとも問題ありませんが、豪雪地域のように何十センチと積もる場所では、雪下ろしをする必要があります。
その場合は手間を感じることが多くなるでしょう。
なお、サンルームは様々な種類があり、積雪に耐えられる構造のものもあります。
積雪が不安な方は、設置前に必ず業者に確認するとよいでしょう。
防犯対策が面倒
サンルームはガラスに囲まれた部屋です。そのため、ガラスを割って内部に侵入されるリスクがあります。
サンルームは内部にカーテンなどを設置していない場合、隠すものが何もなくまる見えなので、狙われやすそうなものは置かない方が安全です。
サンルームからの侵入を警戒される際は、防犯フィルムを貼ることをオススメします。
防犯フィルムにも様々な種類がありますが、効果の発揮を期待するならば、330ミクロン以上のものを推奨します。
その他にも、補助錠を取り付けるという方法もあります。
補助錠は、ホームセンターでも購入できます。ぜひチェックしてみてください。
サンルーム取り付けにかかる費用と、そのポイント
サンルームは、取り付ける家や使い方の希望により、大きさや形・素材などが大きく変わってきます。
小さい場合は、30万円台から施工可能ですが、場合によっては200万円近くなるなど、高価になる場合があります。
その理由は、床材の素材をウッドデッキやタイルデッキにしたり、外観の色味にこだわるなど、見た目や質感をより良くした場合が多いです。
もちろん、作りたいサイズが大きければ大きいほど高価にもなります。
サンルームをより安く取り付けたい場合は、ポイントを抑えて検討するとよいでしょう。
さっそく、費用に関して把握しておくべきポイントを紹介します。
テラス囲いのものにする
サンルームには、壁の種類というものが多くあります。
その中でも、折戸(おりど)と呼ばれる全面開放式のものが最も高価です。
そのため、全面を開放しなくてもよいという方や、金額を少しでも抑えてサンルームを設置したい方は、折戸を避けるとよいでしょう。
オプションを減らすか、つけない
サンルームには、便利なオプションメニューがあります。
しかし、オプションを利用すると高価になってしまうため、本当に必要なもの以外は利用しないようにしましょう。
サンルームのオプションには、竿掛けやカーテンレール、日よけなどのオプションがあります。
メーカーによって違うものがあるため、気になる方は確認してみるとよいでしょう。
広さや高さを見直す
せっかくサンルームを付けるから、と、本来あれば十分な広さを超えて計画していませんか。
サンルームの大きさは、大きければ大きいほど高価になります。
開放感が出たり、家の中にある部屋のように広々と使用したい場合もあるかと思いますが、本来使用したい用途が何なのかを考えていくと、減額につながることもあります。
まとめ
サンルームは、住まいの使い勝手を良くすることができる商品です。
様々なメリット・デメリットがありますので、把握したうえで設置を検討いただき、失敗のないサンルームづくりをしていきましょう。
おわりに
愛知県内でサンルームの設置をご検討の方は、ぜひ福田造園にご相談ください!
納得できるサンルームづくりのお手伝いをさせていただきます。
サンルーム以外にも、外構のことでご相談がありましたら、なんでもお問い合わせください!