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庭を駐車場にする費用は?1台分の相場から安く抑えるコツを解説

はじめに

庭を駐車場にする工事では、庭木や庭石、花壇、古いブロック塀などを撤去し、車を安全に停められるよう地面を整えたうえで、舗装や排水対策を行う必要があります。そのため、工事費用は庭の広さや状態、道路との高低差、既存設備の有無によっても大きく変わります。
そこでこの記事では、庭を駐車場にする費用相場や工事の内訳を徹底解説します。また、DIYをおすすめできない理由や費用を抑えるためのポイントを詳しく解説しますので、工事を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

庭を駐車場にする費用の目安は約25万円から

庭を駐車場にする費用は普通車1台分のスペースを確保する場合、約25万円~がひとつの目安です。
ただし、この金額は庭が比較的平坦で撤去する庭木や庭石が少なく、シンプルな駐車スペースとして舗装する場合を想定したものです。植木や庭石の撤去、ブロック塀の解体、道路との高低差の調整、カーポート設置などが必要になると費用は上がります。
なお、普通車1台分の駐車スペースは、15〜18㎡程度が目安です。コンクリート舗装のみであれば20万円前後から施工できるケースもありますが、庭を駐車場へ作り替える場合は、撤去・掘削・残土処分などが加わるため、総額で考えることが重要です。
例えば、芝生の庭を1台分だけコンクリート駐車場にする程度であれば、比較的費用を抑えやすいでしょう。一方で、大きな庭石や樹木、ブロック塀があり、道路との間に段差もある場合は、解体・土留め・スロープ・排水工事などが必要になることがあります。
また、駐車場として毎日使用するなら、見た目だけでなく、車両の重さに耐えられる下地づくりや排水計画も欠かせません。このようなことからも価格だけで判断せず、どこまでの工事が見積もりに含まれているかを確認することが大切です。

庭を駐車場にするにはどんなことに費用がかかる?

庭を駐車場にする工事では、舗装工事だけでなく、その前後に行う準備工事や付帯工事にも費用がかかります。
主な費用項目は、以下の4つです。
・各種撤去費用
・整地費用
・舗装費用
・カーポートやフェンスなどの追加工事費用
ここでは、それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

各種撤去費用

庭を駐車場に変える場合、まず既存の庭を駐車スペースとして使える状態にする必要があります。例えば、撤去対象となりやすいものには、庭木や植栽、ウッドデッキや既存アプローチなど、さまざまな種類があります。
この撤去費用は、処分するものの量・大きさ・重さによって変わります。小さな低木や花壇の撤去であれば比較的負担を抑えられますが、大きな庭石や樹木、古いブロック塀などは、重機による撤去や搬出が必要になる場合があります。
また、庭石や植木のなかには、残したいものや移植したいものがあるケースもあります。庭全体を撤去する前に、「残すもの」「移動するもの」「処分するもの」を整理しておくと、無駄な費用を抑えやすくなります。

整地費用

庭を駐車場として使うには、地面を平らにするだけでなく、車の重さに耐えられる下地をつくる必要があります。整地工事には、土の掘削や地面の高さ調整、砕石敷きや残土処分なども含まれます。
コンクリートを施工する場合は、砕石やコンクリートの厚みを確保するために、既存の土を掘り下げなければなりません。掘削によって出た土は残土と呼ばれ、敷地内で再利用できない場合は搬出・処分が必要です。
特に庭が道路より高い位置にある場合や、土の量が多い場合は、残土処分費が増えやすくなります。敷地前の道路が狭く、重機やダンプカーが入りにくい場合も、人力作業や小型車両での運搬が増えるため、費用が上がることがあります。

舗装費用

駐車場の使い勝手や耐久性を左右するのが、舗装工事です。舗装方法にはいくつかありますが、毎日車を停める場所としては、土間コンクリートが一般的です。土間コンクリートは、雑草が生えにくく、掃除もしやすく、耐久性を確保しやすい点がメリットです。
駐車場のコンクリートは、ただ表面を固めればよいわけではありません。下地が不十分だったり、コンクリートの厚みが足りなかったりすると、ひび割れや沈下の原因になることがあります。
また、コンクリートは雨水を通さないため、駐車場内に水たまりができないよう、建物側ではなく適切な方向へ雨水が流れるように勾配を設計する必要があります。

追加工事

庭を駐車場にする際は、舗装以外の追加工事が必要になることもあります。代表的な追加工事には、以下のようなものがあります。
・カーポートの設置
・フェンスや門扉の移設・新設
・ブロック塀の解体・再施工
・スロープの設置
・土留めや擁壁の施工
・立水栓の移設
・照明の設置
・車止めの設置
・防犯用ゲートの設置
道路と庭の間に高低差がある場合は、車が出入りしやすいスロープをつくったり、土が崩れないよう土留めを設置したりする必要があります。
また、駐車場をつくることで、これまで使っていたアプローチや門まわりの動線が変わるケースもあります。車だけでなく、歩行者・自転車・ベビーカーなどが安全に通れるかも確認しながら計画することが大切です。

庭を駐車場にする費用をDIYで節約するのはNG!

費用を抑えるために、庭を自分で整地して駐車場にできないかと考える方もいるでしょう。砂利を敷く、雑草を抜くといった簡易的な軽作業であれば、DIYで対応できる場合もあります。しかし、車を毎日停める本格的な駐車場をDIYで施工することはおすすめできません。
駐車場工事は、地面の高さ、排水の流れ、下地の強度、コンクリートの厚みなど、多くの要素を考慮する必要があるためです。そこでここからは、DIYで駐車場をつくる際に起こりやすい失敗を紹介します。

勾配不足による仕上がり不良

駐車場では、雨水が適切に流れるよう、わずかな勾配をつけなければなりません。勾配が不足していると、雨が降ったあとに水たまりができやすくなるためです。水たまりができると、車の乗り降りがしにくいだけでなく、コンクリートの汚れやコケ、冬場の凍結につながるおそれもあります。
また、排水の向きを誤ると、雨水が建物側や隣地側へ流れてしまう可能性があります。駐車場の水が基礎周辺に溜まったり、隣地に流れ込んだりすると、後から大きなトラブルになることもあるため注意が必要です。

強度不足によるひび割れや沈み

駐車場は、人が歩くだけの場所ではなく、数百kgから数tの車両が繰り返し乗る場所です。そのため、コンクリートの下に十分な砕石を敷き、地面をしっかり締め固める必要があります。
下地づくりが不十分なままコンクリートを打設すると、時間の経過とともに地面が沈み、ひび割れや段差が発生する可能性があります。もともと柔らかい土の庭や、水はけが悪い場所では、見た目以上に地盤の状態が重要です。表面だけをきれいに仕上げても、下地が弱ければ長持ちしないため注意しましょう。

想定以上の残土処分や資材費などの増加

DIYでは、工事費を節約できると思われがちですが、実際には想定外の出費が増えることがあります。例えば、庭を掘り下げると予想以上に大量の残土が出ることがあります。残土は家庭ゴミとして処分できないため、専門業者への依頼や処分場への搬入が必要です。
また、砕石、ワイヤーメッシュ、型枠、コンクリート、工具、転圧機械のレンタル費などもかかります。コンクリートの打設は時間との勝負になるため、材料の量を誤ると追加購入や廃棄が発生することもあります。
結果的に手間と費用が想定以上にかかり、仕上がりにも不満が残るケースは少なくありません。このようなことからも、駐車場を作る際にDIYで作業するのはおすすめできないというわけです。

工事範囲を節約することによる利便性の低下

費用を抑えようとして、駐車スペースを必要最低限まで狭くしすぎると、日常的に使いにくい駐車場になることがあります。例えば、車1台がぎりぎり入る幅しか確保しない場合、ドアを開けにくい、荷物を出し入れしにくい、自転車を置く場所がないといった不便が生じやすくなります。
また、車を停めるスペースだけを優先した結果、玄関までの通路が狭くなったり、植木鉢や自転車の置き場所がなくなったりすることもあります。庭を駐車場に変える工事では、車が停められるかだけでなく、毎日ストレスなく使えるかという視点で計画することが大切です。

庭を駐車場にする費用を賢く節約する方法

庭を駐車場にする工事では、必要な工程を省きすぎると、後から修繕費用がかかることがあります。一方で、工事範囲や施工方法を工夫すれば、品質や使い勝手を大きく下げずに費用を抑えることも可能です。
そこでここからは、庭を駐車場にする費用を賢く節約する方法を紹介します。

タイヤが乗る部分だけコンクリートにする

費用を抑える方法のひとつが、駐車場全体をコンクリートにせず、タイヤが乗る部分だけをコンクリートにする方法です。車のタイヤが通る部分をコンクリートにし、それ以外の部分を砂利や防草シートで仕上げることでコンクリートの施工面積を減らせます。
ただし、タイヤが通らない部分も雑草が生えたり、砂利が散ったりすることがあります。そのため、メンテナンスの手間も考慮しながら、施工範囲を決めることが大切です。

庭の外構や撤去工事をまとめて施工する

駐車場工事とあわせて、カーポート、フェンス、門扉、アプローチ、照明、庭木の剪定・撤去などをまとめて施工すると、費用を抑えられる場合があります。
工事を別々に依頼すると、その都度、重機・職人・資材の搬入や養生が必要になります。一方で、外構全体をまとめて計画すれば、作業効率が上がり、将来的なやり直しも減らしやすくなります。
例えば、先に駐車場だけを施工し、後からカーポートを設置する場合、柱の位置によってはコンクリートを一部壊す必要が出ることもあります。最初に全体の完成形を考えておくことで、無駄な再工事を防ぎやすくなります。

複数社で見積もりを取る

庭を駐車場にする費用は、業者によって大きく異なることがあります。ただし、見積もりを比較する際は、単純に総額だけを見るのではなく、工事内容を確認することが重要です。
「駐車場工事一式」とだけ記載されている見積もりでは、必要な工程が含まれているか判断しにくいことがあります。気になる項目は、施工内容を具体的に確認してから比較しましょう。

補助金や助成金を活用する

庭を駐車場にする工事そのものが、全国一律で補助対象になるわけではありません。しかし、自治体によっては、住宅改修・危険ブロック塀の撤去・雨水対策・バリアフリー化などに関する助成制度が用意されている場合があります。
例えば、駐車場工事とあわせて危険なブロック塀を撤去する場合、「ブロック塀等撤去費補助」が使用できるケースもあります。補助金の有無は、必ず施工前に自治体の公式サイトや施工業者へ確認しましょう。
なお、補助金や助成金には、申請期限・予算上限・対象工事・施工業者の要件などが設けられていることがあります。工事を始めてからでは申請できないケースもあるため、早めの確認がおすすめです。

まとめ

庭を駐車場にする費用は、1台分で約25万円~が目安です。ただし、実際の金額は、庭木・庭石・ブロック塀の撤去、整地、残土処分、舗装方法、道路との高低差、カーポートの有無などによって大きく変わります。
費用を抑えたいからといって、下地づくりや排水対策を省くと、後からひび割れや沈下、水たまりなどのトラブルにつながる可能性があります。車を毎日停める駐車場は、見た目だけでなく、耐久性と使い勝手を考慮して施工することが大切です。
また、タイヤが乗る部分だけコンクリートにする、外構工事をまとめて依頼する、複数社の見積もりを比較するといった工夫により、品質を保ちながら費用を抑えられる場合もあります。そのため、庭を駐車場にする際は、必要な工事内容を見極めたうえで、信頼できる専門業者へ相談することが大切です。

おわりに

福田造園では、庭木・庭石の撤去から整地、土間コンクリート舗装、カーポート設置、フェンス・門まわりの工事まで、敷地の状況に合わせた外構・造園工事をご提案しています。
「庭を駐車場に変えたいが、どこまで工事が必要かわからない」「庭石や植木を残せるか相談したい」「まずは費用の目安を知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

福田造園の簡単な歴史

1964年に創業。石屋からはじまり、名古屋城の石垣や公共の工事を手がける。ハウスメーカーの下請けを経て、「お客様の笑顔や感想を直接いただきたい」という想いのもと、外構・エクステリア屋として独立。外構・エクステリア・お庭工事などに関して、提案、製図、施工管理という全ての工程を自社で行っています。培ってきた造園屋としての知識、エクステリア・外構屋としての知識をいかんなく発揮し、お客様ひとりひとりに合った、より快適な生活を過ごしていただけるよう努めています。

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