はじめに
外構の中でも駐車場は面積が大きく、コンクリートを全面に打設すると想像以上に費用がかかってしまいます。そのため、「できるだけ安く仕上げたいけれど、砂利だけだと味気ない」「安っぽく見えるのは避けたい」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、外構の駐車場を安いコストでまとめながら、見た目も整えるためのアイデアを4つ厳選して解説します。また、より安く仕上げる方法と失敗しないために押さえておきたい注意点もまとめましたので、ご自宅の条件に合わせて駐車場計画を立てる参考にしてください。
外構の駐車場アイデア4選!安いけどおしゃれに魅せるコツ
駐車場を安く仕上げようとすると、つい砂利だけやコンクリだけといった単調なプランになりがちです。しかし、実際に費用を左右するのは面積でもあり、デザイン性を左右するのは見せ方です。
そこでここから、伸縮目地の活用やタイヤ部分だけのコンクリ仕上げなど、コストを抑えながら外観の完成度を上げるアイデアを4つに絞って解説します。
伸縮目地をデザインとして活用する
伸縮目地は本来、コンクリートの乾燥収縮や温度変化による動きを逃がし、ひび割れを抑えるための割付です。ただし、ここをただの切れ目にせず、直線の黒ライン(エキスパンタイ等)を意図的に通すだけで、面が引き締まりのっぺり感を減らせます。
また、目地の一部に砂利・レンガ・石を入れてアクセント化すれば、コンクリ面積を増やさず雰囲気だけを変えることもできます。目地をグリッド状に入れてモダンで柔らかく演出するなど、目地自体を上手に利用する発想がポイントです。
タイヤが乗る部分だけコンクリで仕上げる
タイヤが乗る部分だけをコンクリで仕上げる方法は、施工面積を大きく減らせるので費用を抑えやすい代表的な方法です。車の荷重が集中する走行ラインだけ硬い仕上げにできるので、砂利だけの駐車場で起こりがちな沈み込みや歩行時の不安定さを軽減できます。
周囲を砂利にするなら、飛散や流出を防ぐ見切り材、防草シート、下地の転圧をセットで考えると長持ちします。来客用・2台目がある場合は動線も含めてライン位置を決めると、安いのに使いやすい駐車場にすることができます。
コンクリと別の舗装材を組み合わせる
コンクリと別の舗装材を組み合わせると、全面を高価な素材にしなくても見栄えを底上げできます。例えば、基本は土間コンクリで耐久性と手入れのしやすさを確保しながら、目地・帯・端部だけをレンガ、平板、洗い出し、砂利などで切り替えると、材料使用量が少なくコスト調整がしやすいのがポイントです。
ただし、注意点は色や質感を増やしすぎると雑多に見えやすいことです。主役はコンクリ、アクセントは1素材程度に絞り、掃除のしやすさ(落ち葉・泥)も想定して選ぶと安心です。
道路面を重点的にデザインを取り入れる
道路面(道路側)を重点的にデザインを入れることで、少ない費用でおしゃれな駐車場にすることができます。駐車場は車が停まると多くの面が隠れるため、全面にお金をかけても見える時間は意外と短く費用対効果が下がりがちです。
そこで視線が最初に当たる道路側の数㎡だけに、目地デザインやレンガの縁取り、異素材の帯などを配置すると、奥がシンプルでも全体が整って見えます。
外構の駐車場をさらに安いコストで仕上げるアイデアは?
できるだけ初期費用を抑えたいという場合、選択肢として挙がりやすいのが全面砕石やアスファルト舗装です。どちらもコンクリート全面仕上げより費用を下げやすい一方で、沈みや飛散、耐久性、面積による割高感など、向き不向きがはっきり分かれます。
そこでここからは、全面砕石・アスファルトそれぞれの特徴と、安くする代わりにどこで差が出るのか?ご自宅の条件に合う選び方を分かりやすく解説します。
全面砕石で仕上げる
全面砕石は、駐車場をできるだけ安く仕上げたい場合に選ばれやすい方法です。材料費を抑えやすい一方で、下地づくりが甘いと沈み込みや凹凸が起き、雨の日に水たまりができたりします。
施工時は砕石の厚み確保と転圧、防草対策、さらに道路側への飛散を防ぐ見切り・縁の処理が大切です。
アスファルト舗装で仕上げる
アスファルト舗装は、表面がフラットで歩きやすく、施工後に早く使える点がメリットです。一般にコンクリより単価が抑えやすい傾向にありますが、住宅の駐車場のように面積が小さい場合は、段取りや機械手配の関係で割高になることもあります。
また、夏場に熱を持ちやすくタイヤ跡が残りやすいほか、経年でひび割れが出る可能性なども押さえておきたいポイントです。安さだけで決めず、面積・使い方・メンテナンス性まで含めて検討するのが大切です。
外構の駐車場を安いコストで仕上げる際の注意点
駐車場を安く作るうえで一番避けたいのは、最初は安かったのに、後から直しが必要になって結果的に高くつくパターンです。特に駐車場は下地の転圧や勾配が甘いと、沈み・水たまり・砂利の流出などのトラブルにつながりやすく、追加費用が発生しやすい場所でもあります。
そこでここからは、閑散期の依頼で段取りを整える考え方や、相見積もりで金額ではなく内容を比較するポイントを中心に、コストを抑えつつ失敗しない進め方を解説します。

閑散期を狙って工事を依頼する
外構工事は天候の影響を受けやすく、繁忙期は工程が詰まり、打ち合わせや現地確認が短時間になりがちです。閑散期は日程調整がしやすく、現地確認や打ち合わせの時間を確保しやすい傾向があります(値引きがあるかは会社次第です)。
敷地条件や勾配を踏まえて施工することが大切なため、落ち着いた時期に依頼し、追加工事のリスクを減らすことが結果的な節約になります。
相見積もりで比較する
駐車場は掘削・残土処分・砕石厚・転圧・勾配・見切り材の有無などで品質が変わるので、見積の内訳が違うと完成後のトラブル率も変わります。そのため、相見積もりは価格の安さに注目するだけでなく、工事内容が同じ条件かを踏まえて比較することが大切です。
金額だけで決めると、後から別途工事が増えて結果的に高くなることもあります。目地デザインや道路側の見せ方など、コストを増やさず見栄えを整える提案があるかもチェックすると安心です。比較は総額ではなく、仕様・数量・範囲を見て判断するのがコツです。
まとめ
外構の駐車場を安く仕上げながらおしゃれに見せるには、「コンクリ面積を減らす」「見える場所にだけデザインを入れる」という考え方がポイントになります。伸縮目地をラインとして活用したり、タイヤ部分だけコンクリにしたり、コンクリと別素材を部分使いしたりすると、費用を抑えつつ完成度を上げやすくなります。
また、コスト優先なら全面砕石やアスファルトも選択肢のひとつですが、沈みや飛散、面積による割高などの注意点を踏まえつつ検討することが大切です。依頼する時期や相見積もりで費用を節約することも出来るので、焦らず計画的に進めて行くことをおすすめします。
おわりに
ガーデン&エクステリア専門の福田造園は、ガレージやカーポート、駐車場などの外構工事のお手伝いをしております。
プロのスタッフが親身に対応致しておりますので、駐車場リフォームをご検討中の方はお気軽に福田造園までご相談ください。
福田造園の簡単な歴史
1964年に創業。石屋からはじまり、名古屋城の石垣や公共の工事を手がける。ハウスメーカーの下請けを経て、「お客様の笑顔や感想を直接いただきたい」という想いのもと、外構・エクステリア屋として独立。外構・エクステリア・お庭工事などに関して、提案、製図、施工管理という全ての工程を自社で行っています。培ってきた造園屋としての知識、エクステリア・外構屋としての知識をいかんなく発揮し、お客様ひとりひとりに合った、より快適な生活を過ごしていただけるよう努めています。


