はじめに
自宅の庭で過ごす時間をもっと快適にしたいと思ったとき、意外と気になるのが周囲からの視線です。せっかくのガーデンスペースも、道路や隣家から丸見えの状態では、くつろぐにも落ち着かず、プライバシーを確保しづらいものです。
そこで本記事では、庭をおしゃれに目隠しできる具体的な方法を5つ紹介します。植栽やフェンスといった定番の手法からシェードやガーデンルームなど、実用性とデザイン性を両立したアイデアを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
福田造園の簡単な歴史
1964年に創業。石屋からはじまり、名古屋城の石垣や公共の工事を手がける。ハウスメーカーの下請けを経て、「お客様の笑顔や感想を直接いただきたい」という想いのもと、外構・エクステリア屋として独立。外構・エクステリア・お庭工事などに関して、提案、製図、施工管理という全ての工程を自社で行っています。培ってきた造園屋としての知識、エクステリア・外構屋としての知識をいかんなく発揮し、お客様ひとりひとりに合った、より快適な生活を過ごしていただけるよう努めています。
庭をおしゃれに目隠しするメリット
庭をおしゃれに目隠しすることには、単に人の視線を遮るだけでなく、暮らしを豊かにするさまざまなメリットがあります。プライバシーを守りながら、家族が安心して過ごせる空間をつくることができ、防犯面でも効果を発揮します。
そこでここでは、庭をおしゃれに目隠しすることで得られる主な3つのメリットを詳しく見ていきましょう。
プライバシースペースとして活用できる
庭におしゃれな目隠しを設けることで、外からの視線を遮り、家族だけのプライベートな空間として活用できます。隣家や通行人の視線が気になると、せっかくのウッドデッキやテラスも思うように使えません。
しかし、目隠しを施すことでカーテンを閉め切らずに過ごせる開放感が生まれるため、リビングから庭へと自然につながる快適な空間が実現します。また、目隠しフェンスや植栽などデザイン性の高いアイテムを選べば、遮蔽と同時に外観の印象も向上します。
庭でのティータイムや子どもの遊び場など、安心して過ごせる開放的な空間として活用できる点が大きな魅力といえるでしょう。
防犯効果が期待できる
目隠しはプライバシー確保だけでなく、防犯面でも効果的です。外から敷地内が見えにくくなることで、不審者が侵入経路や家族の生活パターンを把握しにくくなるので、犯行をためらわせる効果が期待できます。
ただし、完全に視線を遮るタイプは、万が一侵入された際に周囲から気づかれにくいというデメリットもあるので注意が必要です。例えば、適度な透け感を持つルーバーフェンスや格子状デザインなら、視線を和らげつつ気配は伝わるため、安全性とおしゃれさを両立できます。
防犯カメラや照明と組み合わせれば、夜間のセキュリティもさらに強化されるので、家全体の防犯性が高まるでしょう。
庭全体を美しく演出できる
おしゃれな目隠しは、庭全体の印象を大きく左右するデザイン的な要素にもなります。木目調フェンスや植栽を使えばナチュラルな雰囲気に、アルミやタイル素材を使えばスタイリッシュな印象に仕上げられます。
このように、素材や高さを工夫することで、庭に立体感や奥行きを与えることも可能です。また、夜間には照明を組み合わせることで、昼とは違う幻想的な空間を演出することもできます。
目隠しを単なる遮る設備としてではなく、外構デザインの一部として取り入れることで、家の外観と統一感のある洗練された庭をつくることができます。
庭をおしゃれに目隠しできる方法5選!
おしゃれに目隠ししたいけれど、どんな方法があるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。庭の目隠しといっても、フェンスだけでなく、植栽・シェード・ガーデンルーム・屋外収納など、実は多彩な手段があります。
そこでここからは、庭をおしゃれに目隠しできる代表的な方法を5つ厳選して解説します。

樹木や生垣・植栽を活用する
自然を生かしたもっともおしゃれな目隠し方法が、樹木や生垣などの植栽を活用するスタイルです。常緑樹を植えれば一年中視線を遮ることができ、季節の移ろいを感じながら柔らかな印象の庭を演出できます。
また、背の高い樹木と低木、下草を組み合わせることで、奥行き感が生まれ、より自然で立体的な仕上がりにすることも可能です。一方で、落ち葉や剪定などのメンテナンスが必要な点には注意が必要です。
屋外用物置を設置する
屋外用の物置を活用するのも効果的な目隠し方法です。収納スペースを確保しながら、視線を遮る壁としての役割も果たしてくれます。例えば、隣家との境界や道路に面した部分に物置を配置すれば、日常の生活感を隠しつつ、プライバシーを保護できます。
最近ではアルミ製や木目調デザインなど、外観デザインに調和するおしゃれな物置が増えており、ガーデン全体の統一感を高めることができます。省スペースでも設置できるため、狭小地の庭にもおすすめです。
シェードやタープを設置する
シェードやタープは、視線を遮りながらも風と光を通す軽やかな目隠し方法です。デッキやテラス上部に設置することで、上からの視線を防ぎ、日差しを和らげて快適な空間をつくれます。そのため、隣家の2階や道路からの斜めの視線が気になる住宅に適しています。
キャンバス地やメッシュ素材など、デザイン・色・形状のバリエーションも豊富で、住まいのテイストに合わせたコーディネートが可能です。取り付け位置を工夫すれば、庭全体の印象をスタイリッシュに演出させることができます。
ガーデンルームを設置する
庭をおしゃれに目隠ししながら快適な空間をつくるなら、ガーデンルームの設置もおすすめです。ガーデンルームは、ガラスやポリカーボネート素材で囲われたスペースで、外部からの視線を和らげながら明るさや開放感を確保できます。
また、デザイン性が高く外観のアクセントとしても優れているほか、天候を気にせず読書やティータイムを楽しむこともできます。費用はほかの方法より高めですが、暮らしの快適性と外観価値を同時に高める、長期的に満足度の高い目隠し方法といえるでしょう。
目隠しフェンスを設置する
もっとも一般的で確実な目隠し方法が、フェンスの設置です。素材やデザインの選択肢が豊富で、木目調・アルミ・スチール・樹脂製など、住宅のスタイルに合わせて自由に選べます。完全目隠しタイプは視線をしっかり遮り、ルーバー型や格子型は風や光を取り込みながら適度な抜け感を演出できます。
また、外壁やデッキと色みを統一することで、外観全体のバランスが整い、おしゃれな印象に仕上がります。
庭をおしゃれに目隠しする際の注意点
おしゃれな目隠しを設ける際は、デザイン性だけでなく実用性や安全性にも配慮することが大切です。まず注意したいのが、圧迫感と採光のバランスです。高すぎるフェンスや壁は閉鎖的な印象を与えるほか、不審者が隠れやすい環境を生んでしまうため、格子やルーバー構造など抜け感のあるデザインを意識しましょう。
また、南側に設置する場合は光を遮りすぎないように設計することも重要です。加えて、極端に高い目隠しは近隣の日当たりを遮る可能性もあるので、トラブル防止のためにある程度ご近所にも配慮することが大切です。
まとめ
庭をおしゃれに目隠しすることで、プライバシーを守りながら安心して過ごせる空間をつくることができます。フェンスや植栽、シェード、ガーデンルームなど、さまざまな方法を組み合わせれば、機能性だけでなくデザイン性の高い庭づくりが可能です。
また、目隠しは単に視線を遮るだけでなく、外観の統一感を高めたり、防犯性を向上させたりする効果もあります。設置の際は、風通しや採光、法的制限、メンテナンス性なども考慮し、バランスを取ることが大切です。
自分のライフスタイルや住まいの雰囲気に合った目隠しを選び、おしゃれに暮らせる理想のプライベートガーデンを実現してみてください。
おわりに
ガーデン&エクステリア専門の福田造園は、おしゃれな目隠しフェンスや外構工事など、お庭周りに関する工事を請け負っております。
新築の外構工事からリフォーム工事まで幅広く対応しておりますので、目隠しフェンスの設置をご希望の方は、お気軽に福田造園までご相談ください。



