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車に鳥のフンが付かない対策方法5選!

はじめに

家の駐車場に車をとめていると、鳥のフンがすぐ付着してしまい困っているという方も多いのではないでしょうか。鳥のフンは、放置すると車に影響が出てしまうため、付着しないように対策することが重要です。
そこで本記事では、車に鳥のフンを付けない対策方法を解説します。鳥のフンを付着させない重要性からお掃除の方法まで詳しく解説しますので、鳥のフンでお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

福田造園の簡単な歴史

1964年に創業。石屋からはじまり、名古屋城の石垣や公共の工事を手がける。ハウスメーカーの下請けを経て、「お客様の笑顔や感想を直接いただきたい」という想いのもと、外構・エクステリア屋として独立。外構・エクステリア・お庭工事などに関して、提案、製図、施工管理という全ての工程を自社で行っています。培ってきた造園屋としての知識、エクステリア・外構屋としての知識をいかんなく発揮し、お客様ひとりひとりに合った、より快適な生活を過ごしていただけるよう努めています。

写真:福田造園

車に鳥のフンを付けない対策をすべき理由

車に鳥のフンを付けないように対策をすべき理由は以下のとおりです。

 

・シミになる

・カラーが変色・退色する

・ボディが腐食する

 

鳥のフンは、景観的な影響はもちろんのこと、車に付着することでさまざまな弊害を生じさせます。鳥のフンが付着した状態を放置すると、劣化要因につながるため注意が必要です。

 

ここからは、車に鳥のフンを付けない対策が重要な理由を3つ紹介します。

シミになる

車のボディに鳥のフンが付着するデメリットとして、シミになることが挙げられます。鳥は、食べた木の実などを酸で消化した後、尿酸などを多く含んだ状態でフンとして排泄します。

 

多くの鳥のフンは酸性の状態のため、車のボディに付着することで塗装部分を侵食させ、シミになってしまうのです。また、鳥のフンはタンパク質を多く含んでいるため、塗装面に付着した際、接着剤のような作用を起こしてシミを形成します。

 

一度シミができてしまうと、通常の洗車では落とすことができないため、鳥のフンを付着させないことが重要なのです。

カラーが変色・退色する

車に付いた鳥のフンがシミになった状態をさらに放置していくと、塗装面をより浸食することで変色や退色を起こします。車のボディに長時間鳥のフンが付着すると、クリア層が腐食されてしまうため、変色の原因となります。

 

特に、夏場のように炎天下が続くような季節の場合は、車のボディも非常に高温になるので浸食スピードも速くなってしまいます。なお、鳥のフンが付着してからわずか数時間の内に変色が始まってしまうこともあるので注意しましょう。

 

早期の内に対処すればコンパウンド程度で済みますが、腐食が進みすぎると再塗装が必要になることもあるため、鳥のフンを放置せずにすぐ対処することが重要です。

ボディが腐食する

鳥のフンの浸食は思いの外早いため、除去せずに放置すると、ボディが腐食によって徐々に浸食されます。例えば、シミや変色が起きた状態を放置していると、塗装面がひび割れ(クラック)を起こし始めることもあります。

 

また、へこみなども生じやすく、鳥のフンで浸食された部分だけがへこむケースも発生します。なお、このような状態をさらに放置すると、塗装面が剥がれることで金属が錆びてしまいます。

 

鳥のフンによって車のボディが腐食すると、修理に多額の費用を要するため、鳥のフンは放置せずに早めの対処が必要なのです。

車に鳥のフンが付いた場合の取り方について

車のボディに鳥のフンが付いてしまった場合は、以下の方法で除去しましょう。

 

・水やお湯で洗い流す

・洗剤を利用して除去する

・重曹を利用して除去する

 

前項でも解説した通り、鳥のフンを放置するとさまざまな弊害が生じるため、素早い対処が必要です。鳥のフンは、時間の経過と共に固着して落としにくくなるので、発見したら早い時点で取り除きましょう。

 

ここからは、車のボディに付着した鳥のフンの取り方について詳しく解説します。

水やお湯で洗い流す

車に付いた鳥のフンの最も簡単な除去方法は、水やお湯で洗い流すことです。鳥のフンが付いて間もない時点ならば、水をかけることで簡単に洗い流すことができます。

 

ただし、若干固着が始まっている場合は、水で洗い流すだけでは落ちないケースもあるでしょう。そのような場合には、水を50〜80度以上に温めたお湯に替えて洗い流すと効果的です。

 

固着したフンを柔らかくして洗い流すことにより、車のボディに傷を付けることなく簡単に取り除くことが可能です。

洗剤を利用して除去する

水やお湯では簡単に鳥のフンが落とせないような場合、洗剤を利用すると除去できます。使用する洗剤は、一般的な食器用の中性洗剤でも除去できますが、鳥フン除去用の専用クリーナーを使用すると良いでしょう。

 

鳥フン除去用の専用クリーナーであれば、鳥のフン特有のタンパク質を分解して素早く除去できます。通常の中性洗剤よりも素早く分解してくれるため、時間をかけずに鳥のフンを取り除くことができます。

 

専用洗剤は、スプレータイプや泡タイプ、液体タイプなど、さまざまなタイプが発売されています。ご自身の利用環境に合わせ、取り扱いのしやすいタイプを選択しましょう。

重曹を利用して除去する

鳥のフンが車に付着してから時間が経過してしまい、フン自体が固まってしまった場合は、重曹を利用して除去してみましょう。鳥のフンは基本的に酸性であるため、アルカリ性の重曹を使用することにより、除去がしやすい傾向にあります。

 

重曹を利用する際には、まず鳥フンに濡らしたキッチンペーパーなどを乗せ、固まった鳥フンを柔らかくしておきましょう。なお、水100mlに対して重曹を小さじ1杯程度入れた重曹水を利用しても効果的です。

 

その後、重曹と水を混合させてペースト状にしたものを鳥のフンに塗り、5分以上放置したら水で洗い流してください。

車に付いた鳥のフンを除去する際のポイント

車のボディに付着した鳥のフンを取り除く際には、以下のような点に注意しましょう。

 

・付着したフンはすぐに除去する

・強くこすらない

 

付着した鳥のフンをやみくもに取り除こうとすると、大切な車に傷を付けてしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。一度ボディが傷ついてしまうと、補修する必要も出てくるため、付着した鳥のフンは丁寧に取り除くことが重要です。

 

ここからは、車に付いてしまった鳥のフンを取り除く際に注意しておきたいポイントについて詳しく解説します。

付着したフンはすぐに除去する

鳥のフンを除去する際に注意すべきポイントとして、付着したフンは放置せずに可能な限り早く取り除きましょう。鳥のフンは酸性なので、長時間フンが付着している箇所は、腐食が進行してしまいます。

 

鳥がフンをする場所は、似た環境であることが多いため、同じ箇所に多くのフンが付着する可能性もあります。フンが多く蓄積されると、腐食が進むスピードもより速くなるので、迅速にフンを取り除くことが重要です。

 

また、鳥のフンには多くの病原菌が含まれており、放置すると健康被害が拡大する可能性もあります。鳥を媒介として発生する病気の中には、鳥インフルエンザやオウム病、トキソプラズマなど、さまざまな病気があるため注意が必要です。

 

通常のアレルギー反応以外にも、重篤な症状につながってしまう可能性もあるため、鳥のフンは放置せずに早めに除去しましょう。

強くこすらない

鳥のフンを取り除く際は、強い力でこすって除去しないように注意しなければいけません。鳥のフンの中には、雑草や小石が含まれていることも多いので、無理に摩擦を加えて取り除こうとすると、車のボディを傷つけてしまう可能性があります。

 

また、フンが固着しているようなケースでは硬化しているため、フンが原因で塗装が剥げてしまうケースもあります。フンを早く取り除こうと一気に強くこすると、かえってトラブルの元となるので注意してください。

 

先にも解説した通り、フンを取り除く際には柔らかくしてから除去することが大切です。愛車のボディに傷を付けないためにも、フンを強くこすって一気に落とそうとせず、丁寧にゆっくりと取り除きましょう。

車に鳥のフンを付けない対策方法4選!

大切な車に鳥のフンを付けさせないためには、以下のような方法が効果的です。

 

・コーティングや保護フィルムを施工する

・ボディカバーで保護する

・カーポートを設置する

・鳥よけグッズを使用する

 

鳥のフンは、車のボディに付くと多くの弊害があるため、そもそも車の塗装面に付着させない対策が必要となってきます。ボディにフンが付着しなければ、固着や腐食する原因を排除できるため、抜本的な対策を行いましょう。

 

それでは、対策方法を4つピックアップして詳しく紹介します。

コーティングや保護フィルムを施工する

車のボディに直接鳥のフンが付着すると、シミなどの影響が出てしまうため、コーティングを施工することで被害を軽減させられます。コーティングがあることで皮膜層が作れるので、車のボディに直接フンが付着しない上に、フンをすぐに洗い流すことが可能です。

 

その他にも、保護フィルムを施工することにより、ボディに直接フンが付くのを防げるため、シミや腐食といった心配がなくなります。ただし、コーティングや保護フィルムは施工費用も相応に必要なので、コストを抑えたい場合はワックスなどを施工するのも一つの方法でしょう。

ボディカバーで保護する

鳥のフンを車のボディに付着させない方法として、ボディカバーで覆って保護する対処法もおすすめです。ボディカバーを使用すれば鳥のフンが直接付着することがなくなる他、紫外線劣化による影響も防ぐことが可能です。

 

車をとめる際は、カバーで毎回包み込む必要があるので、若干の手間がかかってしまうものの、非常に低コストで鳥のフン対策が行えるでしょう。なお、ボディカバーには車全体を覆うタイプの他にも、ハーフカバーなども発売されているため、使用環境に応じて使い勝手の良いタイプを選択できます。

カーポートを設置する

鳥のフン対策として非常に効果的な方法が、駐車スペースにカーポートを設置するという方法です。カーポートには屋根があるので、鳥のフンが車に付かないように防いでくれます。

 

また、屋根があることで紫外線や雨、飛来物からも車を守ることができるので、愛車をよりきれいな状態で維持できます。もちろん、ボディカバーのように毎回車を覆う必要もないので、利便性も高く非常におすすめの対処法です。

鳥よけグッズを使用する

自宅の屋根など、電力会社とは関係のない場所に鳥がいることでフンが多く付着している場合、ご自身で鳥よけグッズを使用して対処しましょう。例えば、ベランダの手すりに鳥よけマットなどの対策グッズを設置すれば、簡単に鳥のフン対策が行えます。

 

また、鳥よけネットを張ることにより、鳥が入り込んでくることも防げるため、定着した鳥がフンを落とすような被害も軽減できるでしょう。なお、比較的簡単な箇所の施工ならばDIYできますが、屋根などの高所を施工しなければならない場合は、転落事故を防ぐためにもプロに依頼する必要があります。

 

駐車スペースの近くに電線や電柱があり、電柱や電線に鳥がいることでフンが車に付くようなケースならば、電力会社に問い合わせると対処してくれる可能性があります。

 

電力会社に問い合わせると、現地調査をした上で、必要に応じて鳥よけの設置などの対処をしてくれます。なお、この際にかかる施工費用は、電力会社が負担してくれます。

おわりに

車に鳥のフンが付着してしまうと、シミや変色、腐食といった影響が出るため注意が必要です。また、鳥のフンは放置すると腐食が進行するので、できる限り早く除去してきれいにすることが重要です。

比較的早い段階ならば、水やお湯でも簡単に落とせるので、長期間放置せずに早めの対処を心掛ける必要があります。愛車をきれいに長く乗るためにも、抜本的な対策を行い、鳥のフンによる被害を抑制させましょう。

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