写真:目隠しスフェンス - 福田造園の施工事例(愛知県岡崎市)
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カーポートのサイドパネルとは?種類からメリット、注意点まで徹底解説!

はじめに

皆さんは、カーポートのオプションである「サイドパネル」をご存知でしょうか?
サイドパネルとは、カーポートの側面に取り付けるもので、大切な車を雨風や日光から守ってくれます。そのため、とても注目されている商品です。

この記事では、カーポートのサイドパネルについて、メリットやデメリットをご紹介します。
知っておくべきポイントについても詳しく解説しますので、これからカーポートやサイドパネルの設置を検討している方はぜひご参考ください。

カーポートの「サイドパネル」とは?

サイドパネルは、カーポートのオプションのひとつです。

なぜこのようなオプションがあるのかというと、カーポートは屋根のみとなり、横からの雨風の吹込みを防ぐすべがないからです。

そのため、横殴りの雨や雪などを防ぎたいという要望や、プライバシー確保などの観点から、サイドパネルの取付が近年注目されてきています。

サイドパネルには、種類や大きさが様々です。

そんなサイドパネルを施工すると、大切な車をしっかりと外部刺激から守ることができます。

カーポートに使用されるサイドパネル

カーポートのサイドパネルには、色や機能が異なるものが多くあります。また、高さや横の長さなどの調節も可能です。

例えば、カーポートの屋根から続くように取付できたり、取り付けたい面の中央部分につけることもあります。

このように、部分的に覆うこともありますが、全面を覆ってしまいたい場合もあるでしょう。そんな時は、既定の大きさのサイドパネルを2段・3段と組み合わせることが可能です。

その他にも、片側の面のみを施工するのではなく、両側にサイドパネルを施工する場合もあります。

こういったときは、ガレージのような雰囲気になります。

既に取り付けてあるカーポートにも、サイドパネルは後付けが可能です。ご希望の場合は、地域の外構商品を取り扱う店舗に相談することをオススメします。

それでは、以下よりサイドパネルの種類を紹介していきます。

平板パネル

最も利用されるのは、隙間のないパネルタイプのサイドパネルです。

メーカーによって、「側面パネル」や「サイドパネル」など呼び方が少しずつ異なります。

しかし、ポリカーボネート製のすりガラス調になっていることが多い商品です。

カーポートの屋根もポリカーボネート製であるため、カーポートが雰囲気良くまとまります。

シンプルかつ見栄え良く、スッキリとしたイメージをお考えの場合にオススメです。

波板(なみいた)

波板のサイドパネルは、名前の通り、波のようにうねった形が特徴的なパネルです。

素材はポリカーボネートなどでできており、波板を柱に留めることで設置することができます。

近年では取り扱うことが少なくなってきましたが、ガレージの屋根や壁などは波板でできている場合があります。

ガルバリウムのような、凸凹を想像するとわかりやすいです。

そんな波板の特徴は、色のバリエーションが多いことです。そのため、好みの色を施工したいという場合はオススメできる建材です。

既に施工されたカーポートに波板のものを施工する場合は、色合いを確認するためにも、一度専門店へ相談することをオススメします。

デザインパネル

スクリーンタイプのパネルは、ブラインドのような見た目が特徴です。そのため、目隠し性がパネルタイプのものより高くなります。

というのも、パネルタイプはポリカーボネート製が多いため、サイドパネルに近づきすぎるとシルエットが透けてしまいます。

しかし、スクリーンパネルではシルエットが浮かばないため、動きが透ける可能性があることが不安な方は、こちらをオススメします。

また、スクリーンパネルは、デザイン性にも富んでいます。

カーポートのシンプルな見た目にワンポイントを入れることができ、ひと味違う印象を与えることができます。

防雪ネット

防雪ネットは、積雪地で起きやすい吹き込みや吹きだまりの軽減を狙うカーポートの部材です。全面を硬い板で塞ぐのではなく、メッシュで風を逃がしながら雪の侵入量を抑える部材なので、強風時の負担を下げやすい一方、目合いによっては雪が付着して重くなったり、たるみが出てバタついたりします。

設置する面で効果が大きく変わるため、地域の風向や積雪量、お住まいの立地環境などに合わせた設置計画をすることが大切です。固定方法も簡易にすると破れや外れの原因になったり、逆に過剰に固定するとフレーム側に負担が寄ることがあるため、部材の施工要領を守って取り付けるようにしましょう。

なお、費用面についてはデザインパネルや平板パネルよりも安価に取り付けることができます。そのため、コストを抑えつつ機能性や利便性を向上させたいというケースに適しています。

カーポートにサイドパネルを取り付けるメリット

それでは、メリットを紹介していきます。

暴風雨でも雨除けができる

カーポート単体では、台風などの暴風雨の場合、横殴りの雨に対応することができません。

しかし、サイドパネルを取り付けることで、横からの雨風や雪などを防ぐことが可能になります。

注意すべきは、サイドパネルに大きさ・取り付け箇所に規定があることです。

そのため、どのような位置に、どのくらいの範囲でサイドパネルを取り付けたいのかを、施工業者にしっかりと話しておくことが大切です。

車のキズや汚れを防ぐ

雨が降っていなくとも、強風で小さな石が飛んできたり、砂ぼこりの入ってくることがあります。

そんな時、サイドパネルを施工していれば、こういったキズや汚れなどから愛車を守ることが可能です。

目隠しになる

車の乗り降りや荷物の移動などで、近隣の視線が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった場合には、サイドパネルが目隠しとして活用できます。

目隠しの場合も、施工するパネルの大きさや範囲に注意が必要です。

パネルのデザインによっては、姿が透けたりすることもあります。その点が不安な方は、業者にしっかりと説明しておくと安心です。

紫外線を防ぐ

紫外線は、車にも影響を与えます。そのため、カーポートの屋根材であるポリカーボネートには、紫外線を防ぐ性能が備わっています。

しかし、紫外線は真上から降り注いでいるわけではありません。地面に反射したり、些細な場所からも入ってきます。

そんな紫外線対策として、サイドパネルは効果的です。

ポリカーボネートには、紫外線を多くカットできるものもあります。特に気になる方は、こういったものを導入するとよいでしょう。

愛車の紫外線対策だけでなく、乗り降りする人の紫外線対策としても有効的です。

熱気を防ぐ

ポリカーボネートには、熱戦遮断タイプというものが存在します。

この熱戦遮断ポリカーボネートを施工することで、夏場の車内にこもる熱気や、シートの日焼けなどを和らげることができます。

特に夏場は、エアコンを全力で動かして、ある程度涼しくしてから出かけていたりしませんか?

サイドパネルを取り付けることでこういったシーンが少なくなり、ガソリン代の削減につながるかもしれません。

デザイン性の向上になる

カーポートにサイドパネルを施工することで、他の住宅に施工されているカーポートとは違ったイメージをもたせることができます。

特にスクリーンタイプのものは、スタイリッシュなものが多いです。

そのため、理想の雰囲気がある方には、ポイントの一つとして施工するのも良いのではないでしょうか。

サイドパネルを施工したときのイメージがしづらい、という方は、パースを書いてくれる人に依頼を行うのもよいでしょう。

エクステリアを扱う店舗では、そういったサービスも同時に行っていることが多いです。

カーポートにサイドパネルを取り付ける場合の注意点

それでは、サイドパネルのデメリットについても紹介していきます。

防犯性が不安になる場合がある

サイドパネルで目隠しをするのは良いことですが、それを逆手にとって車上荒らしなどに遭う場合があります。

近隣の目が届きにくくなったことで、これ幸いと狙われてしまう可能性があるのです。

こういった防犯性に不安のある場合は、正面にカーゲートを付けたり、両面を囲うなどして万全を期しておくとよいでしょう。

しかし、両側と背面をパネルで覆った場合などは、固定資産税に関わってくる可能性があるため、施工時には注意が必要です。

強風の影響を受けやすくなる

サイドパネルは、カーポートに付随する一枚壁を作る形になります。

そのため、台風などで強い風を受けた場合には、カーポート自体の強度が不安になるという方もいらっしゃいます。

その場合は、カーポートを支える「サポート柱」というオプションもつけるとよいでしょう。

また、施工するカーポート自体の耐風圧についても知っておくと安心できます。

動線の邪魔になる場合がある

サイドパネルが邪魔で、玄関までの道のり(動線)が使いづらくなってしまうというケースもあります。

サイドパネルが、いつも通る道に干渉しないかどうかを考えて設置を検討するとよいでしょう。

圧迫感を感じる可能性がある

カーポート自体を長く使っていて、あとからサイドパネルを施工した場合は、違和感を感じるかもしれません。

例えば、ガレージを使ったことがある場合、壁のある状況に慣れているため気にならないものです。

しかし、元は何もなかった場所にサイドパネルを付けるとなると、圧迫感を感じてしまう場合があります。

使用感が変わってしまうことが不安な方は、専門店へ相談することをオススメします。

日陰ができる

サイドパネルは、日よけにもなります。

しかし、日陰ができたり、今までと同じだけの日光が当たらなくなったことで、植物や家庭菜園などに影響が出たという話もあります。

そのため、植物を育てたり、家庭菜園をしている場合は、サイドパネルによって悪影響が出ないかを確認しましょう。

コストがかかる

サイドパネルは、カーポートのオプションです。

オプションを付けると、当然ながら料金が発生します。また、万が一サイドパネルに不具合が起こったり、割れたりなどした場合には、そのメンテナンスにも費用がかかってしまいます。

もしかしたら、最大のデメリットといえるかもしれません。

カーポートにサイドパネルを設置する際のポイント

サイドパネルは、日々の生活における快適性を上げる反面、失敗すると暗さや圧迫感、使いにくさが目立ちやすい部分です。後付けの場合、現場の寸法誤差や経年変形も含めて適合性の確認が必要になります。また、サイドパネルの追加で開放性が下がると、建築面積の扱いに影響する可能性があるため、設置前に所管の確認ルールを押さえることが大切です。

そこでここからは、カーポートにサイドパネルを設置する際に知っておきたいポイントを詳しく解説します。

メーカーの純正品を選定する

メーカー純正品のサイドパネルというのは、既存の柱・梁・屋根材との取り合いが前提で設計されており、固定金物や補強部材、風圧に対する強度も安心できる点がメリットです。専用部材なので、雨仕舞いの収まりが良いため、長期間にわたって安心して利用することができます。

また、色味なども製品に合わせて作られているので、見た目の納まりが整いやすく、意匠性についてもメーカー純正品はメリットが大きいといえるでしょう。なお、製品保証などもメーカーになるので、社外製品よりも安心感があります。

その他にも、防火地域・準防火地域などでは、確認申請や使用部材の扱いが絡むことがあり、メーカー側が申請用の帳票や資料を用意しているケースもあるため、純正ルートで情報を揃える意義は大きいです。

日当たりに影響がないか確認する

サイドパネルを付けると、日射が横方向から入りにくくなり、冬場の暖かさや玄関まわりの明るさが変わることがあります。採光重視ならクリア系のポリカ、目隠し重視ならすりガラス調や多段の目隠しを選ぶなど、目的に合わせた透過性の調整が大切です。

特にリビング掃き出し窓の近くや、北側で日照条件が厳しい配置では、想像以上に暗く感じることがあります。現地で朝夕の太陽高度を踏まえ、どの面をどの高さまで塞ぐかを決めると失敗が減ります。

また、お庭の植物にも影響が出てしまうケースがあります。日当たりは植物の育成にも関係する可能性があるので、設置後に後悔しないためにも日射量に制限がないか確認しておきましょう。

防犯対策も同時に行う

サイドパネルは視線を遮る一方で、外から車まわりが見えにくくなり、死角が増えることがあります。いたずら防止やプライバシー確保であっても、結果的に侵入や盗難の発見が遅れる配置になることがあるため注意が必要です。

例えば、半透明のパネルを採用して視認性を一定数確保するなど、視線カットと見守り性のバランスを取るのが大切です。なお、必要に応じてセンサーライトやカメラの設置や位置の見直しも同時に行うと、サイドパネルの弱点を補えます。

動線に影響がないように工夫する

サイドパネルは、乗り降りのしやすさや荷物の出し入れに直結します。例えば、片側を全面に近い形で塞ぐと、風は防げてもドアの開閉角が足りず、日常動作が窮屈になりやすいです。

車の停め方やスライドドアの可動域、降車後の歩くラインをイメージしつつ、必要な位置だけを部分的に塞ぐのが効果的です。設置後に後悔しないためには、使い勝手優先で割り付けを決めるのが大切です。

地域の気候に合った素材を使用する

強風地では、面材が大きいほど風を受け、柱・梁・基礎に負担が増えるため、強度の高い製品にする必要があります。一方、積雪地では雪の吹き込みだけでなく、付着・堆積による重量増なども検討しながら製品選びをしなければなりません。

このように製品は一律に良し悪しではなく、地域条件に合わせて耐候性や強度を満たしている製品を選ぶことが大切です。開放性の扱いも含め、条件次第で建築面積の算定に関わる可能性もあるため、経験豊富な施工業者に相談をしながら進めていきましょう。

DIY施工は避けてプロに依頼する

サイドパネルは、単に板を付ける工事に見えて、実際には風圧・振動・雨仕舞い・固定強度など、複数の要素が絡みます。固定の不備はパネルの飛散やフレーム変形につながり、周囲への二次被害の可能性も否定できません。

また、防火地域等では確認申請が必要になる場合があり、メーカー資料や所管確認を前提に進めなければなりません。そのため、DIYで設置するのではなく、施工はプロに任せることをおすすめします。

カーポートのサイドパネルに関連するQ&A

サイドパネルは後付けのニーズが多い一方で、法規や費用、施工可否などの疑問が出やすいのではないでしょうか。

そこでここからは、カーポートのサイドパネルに関連する質問をピックアップしてご紹介します。

法律の改正でカーポートの設置が違法になるって本当?

結論から言うと、法改正があったからといって、既存のカーポートが一律に即違法になるという理解は正確ではありません。一方で、2025年4月の建築基準法改正によって建築確認や検査の対象範囲などが見直されており、これから新設・増設する場合や、条件によっては確認申請が必要になるケースが増える可能性があります。

特に建築面積の扱いは、開放性が高い構造として指定される条件を満たすかどうかで変わり得ます。サイドパネルの追加で条件を外すと、建築面積や建ぺい率に影響する可能性があるため、設置前に専門家や自治体・確認機関へ確認するのが安全です。

サイドパネルは後付けでDIYは可能?

物理的には後付けできる商品もありますが、DIYは避けた方が安全です。理由は、風圧を受ける面が増えることで構造負担が上がり、固定不良が破損や飛散につながりやすいからです。施工不良のまま放置されると飛散によって二次被害が発生する可能性もあるので、DIY施工は基本的におすすめできません。

また、防火地域・準防火地域などでは、確認申請が必要とされるケースもあります。サイドパネルの追加が開放性の条件に影響し、建築面積の扱いが変わる可能性もあります。後付けほど不確定要素が増えるため、適合の確認と施工をまとめてプロに依頼するのが無難です。

カーポートにサイドパネルを取り付けた場合の費用はどれくらい?

カーポートにサイドパネルを取り付けた場合の設置費用の目安としては、一般的な大きさ(一台用)の片側施工で、概ね10万円から20万円程度になります。ただし、費用は、片側か両側か、パネル高さ(腰高かフル高か)、枚数、補助柱や補強の有無で大きく変わります。

なお、実際の工事では、現地の加工・取付、補強、既存カーポートの状態によって施工費が変動します。そのため、お住まいの環境でどの程度の予算になるかについては、リフォーム業者から費用の見積をしてもらいつつ、詳細金額を確認するようにしましょう。

まとめ

カーポートのサイドパネルは、画期的な部材!
カーポートのサイドパネルは、様々な効果を発揮します。
メリットのほかにデメリットもあるため、そのデメリットも把握したうえでの取付をオススメします。
もしサイドパネルの取付に不安を感じる方がいらっしゃいましたら、お近くの施工店に相談するとよいでしょう。
このコラムを参考に、カーポートのサイドパネルについて検討してみてください。

おわりに

愛知県内でサイドパネルの取付にお悩みの方は、ぜひ福田造園にご相談ください!
そのほかにも、家の外側にまつわることなら、なんでもお聞きします。
お問い合わせはメールフォーム、または各種SNSからも受付しております。

福田造園の簡単な歴史

1964年に創業。石屋からはじまり、名古屋城の石垣や公共の工事を手がける。ハウスメーカーの下請けを経て、「お客様の笑顔や感想を直接いただきたい」という想いのもと、外構・エクステリア屋として独立。外構・エクステリア・お庭工事などに関して、提案、製図、施工管理という全ての工程を自社で行っています。培ってきた造園屋としての知識、エクステリア・外構屋としての知識をいかんなく発揮し、お客様ひとりひとりに合った、より快適な生活を過ごしていただけるよう努めています。

写真:福田造園
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